いよいよ発売日まで1ヶ月を切った、人気シリーズ最新作のBattlefield 1。
今回の記事では、必要環境と推奨環境のグラフィックカードを見直します。
GTX 660とGTX 960の違い
まずBattlefield 1の必要環境として提示されているのは、GeForce GTX 660です。
しかしこのグラフィックカードは、現在ほぼ流通していません。
そのためモデルナンバーが似ている、GeForce GTX 960と比較してみましょう。
(ネット各所の記載とは違うGeForce GTX 660のスペックは、NVDIA公式の情報です)
GeForce GTX 660 | GeForce GTX 960 | |
---|---|---|
CUDAコア数 | 1152 | 1024 |
ベースクロック | 823MHz | 1127MHz |
ブーストクロック | 888MHz | 1178MHz |
メモリクロック | 5.8Gbps | 7.0Gbps |
メモリ量 | 1.5 GB GDDR5 3.0 GB GDDR5 | 2GB GDDR5 |
メモリ・インターフェース | 192bit | 128bit |
最大バンド幅 | 134GB/sec | 112GB/sec |
TDP | 130W | 120W |
電源コネクタ | 6pin | 6pin |
※下記の割合は、GTX 660の値 ÷ GTX 960の値です。
引用元:4gamer.net
まずDirectX 11のテストにおいて、Fire Strikeで67%、Fire Strike Extremeで65%比。
Battlefield 4のテストにおいては、標準設定で70%、高画質設定で76%比となっています。
GeForce GTX 660はメモリ周りの仕様で勝りますが、やはり世代の違うモデル。
クロックが向上したGeForce GTX 960の前では、有利な結果を残すことはできませんでした。
つまりGeForce GTX 960であれば、Battlefield 1の必要環境を満たしていることは確か。
推奨環境のGeForce GTX 1060の導入が難しいなら、検討しても良い水準にあります。
BF1オープンβ時のfps
解像度スケール50%
引用元:GameGPU
最高画質×解像度スケール50%で、最低60fpsが維持可能なシングルカードの一覧です。
解像度スケール42%
・NVIDIA
・AMD
最高画質×解像度スケール42%で、最低60fpsが維持可能なシングルカードの一覧です。
ちなみにBattlefield 1では、この設定がネイティブ設定となっています。
注意すべきは、Battlefield 1の必要環境であるGeForce GTX 960が両方の表に存在しないこと。
1080p×最高画質での設定では、最低60fpsすらも維持できないようです。
そのためBattlefield 1用のグラフィックカードには、GeForce GTX 1060以上がオススメです。