Battlefield 1の必要環境に提示されている、Core i5-6600K。
今回の記事ではこのCPUと、自身がオススメしているCore i7-6700の性能を比較します。
仕様比較
CPU | Core i5-6600K | Core i7-6700 |
---|---|---|
パッケージ | ![]() ![]() |
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コア スレッド |
4コア 4スレッド |
4コア 8スレッド |
動作周波数 | 3.5GHz ~ 3.9GHz | 3.4GHz ~ 4.0GHz |
キャッシュ | L2:1MB L3:6MB |
L2:1MB L3:8MB |
TDP | 91W | 65W |
まず前提として、どちらのCPUもIntel Coreシリーズの第6世代であるSkylakeに属します。
Skylakeが採用されたCPUはLGA1151ソケットに対応しており、現在の主流となっています。
Core i5-6600Kは4コア/4スレッド駆動のCPUで、末尾にKが付くモデル。
そのためZ170搭載マザーボードと組み合わせることで、オーバークロックが可能です。
一方Core i7-6700は4コア/8スレッド駆動のCPUで、末尾にKが付かないモデル。
オーバークロックには対応していませんが、Core i5-6600Kに最大動作周波数で勝ります。
ベンチマーク比較
Battlefield 1でのfpsを比較する前に、Core i5-6600とCore i5-6600Kの性能差を確認します。
まず下のソースによると、Core i5-6600KはCore i5-6600に対して約105%の性能だと言えます。
引用元:CPU-World
フレームレート比較
つぎのソースは、各CPUとGeForce GTX 1080を組み合わせた場合のフレームレート一覧です。
解像度は1080pで画質は最高設定、解像度スケールとUI SCALE FACTORが25%の設定です。
引用元:GameGPU
Core i5-6600Kは表に存在しないため、Core i5-6600 × 105%の想定値を計算しています。
最下部の上昇率はCore i7-6700 ÷ Core i5-6600Kを表し、双方のフレームレート比を表しています。
この試算によると、Core i5-6600KとCore i7-6700では106% ~ 116%の差があるようです。
平均で10%近くフレームレートが向上するのであれば、充分に選択肢となり得るのではないでしょうか。
最低fps(DX11) | 平均fps(DX11) | 最低fps(DX12) | 平均fps(DX12) | |
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Core i7-6700 | 177 | 190 | 171 | 188 |
Core i5-6600K (記載値は想定) | 158 | 179 | 147 | 163 |
Core i5-6600 | 150 | 170 | 140 | 155 |
上昇率 | 112% | 106% | 116% | 116% |