2016年8月中旬から流通している、GeForce GTX 1060の3GBメモリ搭載モデル。
今回の記事では先行して発売された、6GBメモリ搭載モデルとの違いを解説します。

GeForce GTX 1060とは?

gtx-1060-s

アーキテクチャに最新のPascalを採用した、ミドルレンジのグラフィックカードです。
中価格帯に属しながらも、GeForce GTX 980に並ぶ性能を持ち合わせていることが特長です。

さらにTDP 120Wと消費電力が抑えられており、電源コネクタは6pinひとつのみ。
最近の3Dゲームを高画質でプレイできるため、コストパフォーマンスの高さが光ります。

gtx-1060-spec

引用元:NVIDIA

3GBメモリ版と6GBメモリ版の違い

GeForce GTX 1060には、低価格の3GBメモリ版と標準の6GBメモリ版があります。

 3GBメモリ版6GBメモリ版
CUDAコア数11521280
ベースクロック1506MHz1506MHz
ブーストクロック1708MHz1708MHz
メモリクロック8Gbps8Gbps
メモリ量3GB GDDR56GB GDDR5
メモリ・インターフェース192bit192bit
最大バンド幅192GB/sec192GB/sec
TDP120W120W
電源コネクタ6pin6pin

スペックで異なる点は、赤く表示した箇所です。
注意すべきは、メモリ容量以外にCUDAコア数も削減されていること。

この仕様変更により、同じ解像度でも数%の性能低下が現れるようです。

ベンチマーク比較

※下記の割合は、3GBメモリ版の値 ÷ 6GBメモリ版の値です。

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引用元:4gamer.net

まずDirectX 11のテストにおいて、Fire Strikeで92%、Fire Strike Extremeで同じ92%比。
DirectX 12のテストであるTime Spyにおいても、やはり同じ92%の性能差が現れています。

gtx-1060-3gb-eurogamer-net-2 gtx-1060-3gb-eurogamer-net-1

引用元:Eurogamer.net

左が1,920×1,080(1080p)のfpsで、右が2,560×1,440(1440p)のfpsです。

各ゲームにおける平均fpsは、NVIDIA版で96%、MSI版で98%比。
Ashes of the Singularityでのみスコアの逆転が見られましたが、誤差の範囲でしょう。

より高解像での平均fpsは、NVIDIA版で94%、MSI版で96%比。
1080pと1440pで比較すると、後者のほうがスコアが落ち込みが大きい傾向にあるようです。

とはいえ1080pでゲームをプレイするという前提において、搭載メモリの差は軽微。
高解像度でプレイしないのであれば、あえて低価格の3GBメモリ版を選択するのも良さそうです。