家電量販店で手に入る一般的なノートパソコンは、ゲーム用途として不適な存在。
今回の記事ではその理由と、ゲームをプレイするために必要な能力について解説します。

一般的なノートパソコン

下記の表が国内の主要メーカーのハイエンドモデルです。
最も右にあるSurfaceは、内蔵グラフィックの比較のため追加しています。

 NEC富士通東芝Microsoft
外観
型番NS750/FAシリーズAH77/YシリーズT75/AシリーズCQ9-00014
OSWindows 10 Home 64bit
CPUCore i7-7500UCore i7-6700HQCore i7-6500UCore i7-6650U
コア / スレッド2コア / 4スレッド4コア / 8スレッド2コア / 4スレッド2コア / 4スレッド
動作周波数2.70 ~ 3.50GHz2.60 ~ 3.50GHz2.50 ~ 3.10GHz2.20 ~ 3.40GHz
キャッシュ(L3)4MB6MB4MB4MB
メモリ8GB DDR48GB DDR38GB
システムドライブ1TB SSHD1TB HDD1TB SSHD256GB SSD
内蔵グラフィックHD Graphics 620HD Graphics 530HD Graphics 520Iris Graphics 540
光学ドライブブルーレイディスクドライブなし

まず注意すべき点はCPUで、富士通以外のCore i7は低電圧仕様
その原因は2コア/4スレッドにあり、Core i5と大きな性能差が存在しません。

つぎにメモリで、東芝はDDR3と旧規格になっており、Microsoftは規格未掲載。
ストレージは富士通のみHDDとなっており、SSHDに比べて起動やアプリの応答性に難があります。

最後に重要なのが、内蔵されているグラフィック機能。
Intel HD GraphicsやIntel iris Graphicsがありますが、どちらも低性能です。

一般的なノートパソコンがゲームに向かない理由。

それはCPU・メモリ・ストレージではなく、このグラフィック機能の性能不足にあります。

ベンチマーク一覧

それでは各グラフィック機能の性能を見ていきましょう。
比較するのは何度かソースとして掲載している、3DMarkの数値です。

bf1-chart

左4つが、直上で提示した内蔵グラフィックのもの。
右4つが、Battlefield 1とBattlefield 4の動作環境に関わるものです。

 必要グラフィックカード推奨グラフィックカード
Battlefield 1NVIDIA GeForce GTX 660 2GB
AMD Radeon HD 7850 2GB
NVIDIA GeForce GTX 1060 3GB
AMD Radeon RX 480 4GB
Battlefield 4NVIDIA GeForce 8800 GT
AMD Radeon 3870
NVIDIA GeForce GTX 660
AMD Radeon 7870

このように内蔵グラフィック機能は、如何に最新のものと言えど性能に難あり
その性能は2013年に発売されたBattlefield 4の必要環境を、ギリギリ満たす程度に留まっています。

当然Battlefield 1の必要環境には届かないため、まずまともにプレイすることはできないでしょう。